こまはなミラクル

ズレている家族(私含め)

「いじめられている方にも問題がある」と言いたくなった~長男に叩かれる次男~

 


最近長男に叩かれている次男を見ていて「いじめられる方にも問題がある」という言葉を考えてしまうことがよくあります。

 

 

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以前の私だったら絶対に認めない考え方でした。
自分でも驚いています。

なぜそういう言葉を言いたくなってしまうのか。
うちの家庭の話から考えてみたいと思います。

 

 

 

 

「車のおもちゃで遊ぶ次男を長男が攻撃する」件で次男にイライラしてしまう私

 

 

次男が車のおもちゃで遊ぶ音が嫌いな長男→攻撃へ

 

最近車のおもちゃを床で転がして遊ぶのが好きな次男。
シャーと音がするのが好きみたいです。

でも、長男はその音が好きではないみたいです。
ときどき遊んでいる次男の頬を張り倒したり、腕を踏んだりしてしまいます。

次男は絶対に泣き寝入りしないタイプなので、やられたら泣いて私が来るのを待ちます。
(気づかれないと、ほふく前進で私のところに来ます…抱き上げられるまで起きません)

抱っこされると落ち着きます。

 

 

長男を叱る→次男が再び車のおもちゃであそぶ→再び攻撃

 

頬を張り倒したり、腕を踏むのは悪いことなので、私は長男を叱ります。

しかし、すぐにまた車遊びを始める次男。
長男はイライラしてしまいます。

結果、そんなにたたずにまた次男を攻撃してしまう長男。
泣いて私の到着を待つ次男。

 

 

長男も次男も変わらないので同じことの繰り返し

 

次男を攻撃するたびに長男にきつく注意します。

同時に、次男にも床での車遊び以外の遊びを提案します。
音のしにくい場所でするように勧めたり、他のおもちゃを勧めたり。

しかし、どちらも変わらないので、同じことが何回も繰り返されてしまいます。
そのたびに家事を中断しないといけないので、私も余裕がなくなります

 

 

次男が変われば良いんじゃない?と思ってしまう私

 

次男を攻撃する長男が全面的に悪いのは分かっています。
 
でも、攻撃されると泣いて訴えるのに、原因である床での車遊びをやめない次男にもイライラしてしまいます。
それをやめたら攻撃されないのに…と。
車遊びはやめないのに、攻撃されたら毎回泣いて私が来るのを待つのも段々ムカついてきます。
 
 
自閉症スペクトラムである長男は、聴覚過敏がある可能性もあります。
それもあって、次男にはやめさせたいのですが…
 
次男からしたら「何の問題もないはずの車遊びをしていたら長男から攻撃され、親からも止められる」という理不尽な状況になってしまいます。
だから、やめさせるのをためらってしまいます。
 
  • 次男の車遊びさえなければ長男が攻撃することもない(車遊びがすべての始まり)
  • 次男の方が話を聞いて変わってくれそう

 

長男と次男を見ていて「いじめられる方にも問題がある」という言葉が頭に浮かんでしまいました。

 

 

指導者は「いじめられている方にも問題がある」という考えになりやすいと思う

 

いじめ問題では「いじめられる方にも問題がある」という言葉が出てくることがあります。

もちろん、いじめは加害者が全面的に悪いです。

しかし、すぐに解決しそうにないいじめを前にしたとき、指導者は変えやすいところから変えようとしてしまうと思います。
いじめは「いじめられている1人⇔いじめている複数」であることが多いので、「いじめられている1人」を何とかしようとしてしまうのかもしれません。

学校のいじめに関して言えば、教師は何十人もの生徒を担当しています。
いじめ問題の対処だけしていれば良いわけではありません。
余裕がない中で、変えやすそうなところ=いじめられる方が問題だ、と思ってしまうことはありえます。


指導者の資質や能力にもよると思います。
「いじめられる方にも問題がある」と思ってしまう指導者の方にこそ問題があります。

次男の方を問題だとみていた私は、今回「問題がある指導者」でした。

 

まとめ

 

 
「いじめられる方にも問題がある」というのは良い考え方ではありません。

しかし、いじめている方を変えるのが難しいと、いじめられている方を変えたいと思ってしまいます。


今回私は、攻撃をしている長男よりも次男の方に
イライラしてしまいました。
それは、次男の方が変わりやすそうだったからです。
子ども達の指導者としての私の弱さを感じました。


弱い指導者である私には余裕が必要だと今回の件で強く思いました。
余裕が必要だというのは誰にでもあてはまることだと思います。



自分の弱さを自覚してこれからは子どもたちと向き合っていきたいです。

長男には、イライラしたときに攻撃する以外の方法(離れた場所に行くなど)をとれるよう、繰り返し教えていきたいです。
 
 
いじめとは何か 教室の問題、社会の問題 (中公新書)

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